【DbD】ラグを減らす方法

デッドバイデイライトでラグを減らす方法

デッドバイデイライトで困るのが『ラグ』ですよね。

ラグが起きると、キャラクターの動きがカクカクしたり、動作が巻き戻ったりします。実況者の方も「ラグい!重い!」と文句を言われてることもあるほど、『ラグ』があると快適でなくなります。そこで、今回の記事では、デッドバイデイライトでラグを減らす方法について解説したいと思います。

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ラグとは?

ラグとは?

デッドバイデイライト(デドバ)などのオンラインゲームでは、キーボード・マウスやゲームパッドの操作はすぐにモニタ画面には表示されず、サーバーとデータのやり取りをしてからモニタ画面に表示されます。

そのため、サーバーとの通信に時間がかかれば、操作しているキャラクターの反応が遅くなります。こうした、パソコンやゲーム機などの操作から反映までにかかる時間差のことを『ラグ』と呼びます。

『ラグ』は、パソコン・ゲーム機やインターネット回線の性能が不足していたり、サーバーが遠隔地にあったりすると、大きくなりやすいです。『ラグ』が大きいと、攻撃をよけたと思ったのに当たったり、目の前にいたサバイバーが瞬間移動したりします。そのため、快適に遊びたいなら、『ラグ』が小さい環境を整えることが必要です。

Ping値:ラグを数値化したもの

Ping値とは、ラグを数値化したもの

『ラグ』で不利にならないためには、『ラグ』の大きさを知る必要があります。『ラグ』を数値化したものに、『Ping(ピン、ピング)値』があります。『Ping値』が小さいほど、ラグの少ない快適なゲームを楽しめます。

『Ping値』の単位には、一般的にms(ミリ秒)が使われています。もし、Pingが500msなら、あなたの操作が反映されるまでに500ミリ秒(0.5秒)かかります。つまり、今見ているモニタの0.5秒先を先読みして操作する必要があります。

0.5秒も先読みしてボタンを押すのは、現実的ではありません。そのため、快適に遊びたければ、『Ping値』が小さい環境で遊ぶ必要があります。

デッドバイデイライトでは、だいたい50ms以下ならば、ほとんどラグを感じずに快適にプレイすることができます。50msを超えると、タイミングが若干ズレるのを感じ、100msを超えると、ラグを想定したチェイスが必要です。スキルチェックのタイミングも合わなくなります。

250msを超えると、キャラクターが瞬間移動のように動くことが多くなり、まともにチェイスすることが非常に難しくなります。400ms程になると、キャラクターが頻繁に瞬間移動するようになり、攻撃が当たるかどうかは運次第です。

Pingチェッカーの見方

Pingチェッカーは、準備完了ボタンの上に表示されます

デッドバイデイライトには、ゲーム内に『Pingチェッカー』が実装されていて、Ping値を知ることができます。『Pingチェッカー』は、「準備完了」ボタンの上に、縦長の長方形で表示されます。

『Pingチェッカー』にカーソルをあてると、サーバーのPing値(ms)を知ることができます。Ping値を見なくても、『Pingチェッカー』は、快適なほうから緑・黄・赤と3パターンで色分けされています。

Pingチェッカーの色によってラグの大きさが分かる。緑が一番ラグが少なく、黄色は若干ラグがあり、赤はラグい。
Ping値(ms)ラグの状況予想されるサーバー(関東ユーザーの場合)
~50ほとんどない日本(東京)
51~99わずかにある韓国(ソウル)
100~249確実にあるシンガポール、アメリカなど
250~瞬間移動するヨーロッパ、ブラジルなど

ラグを減らす方法

では、ラグを減らすにはどうすればいいでしょうか?

デッドバイデイライトで、ラグを減らす方法には、主に以下の6つの方法があります。1が一番簡単で、2以降は手間が増えていきますので、1から順番に試してみましょう。

  1. Youtubeなどは止める(難易度1)
  2. Ping値を選ぶ(難易度1)
  3. 解像度を下げる(難易度1)
  4. 有線LANを使用する(難易度2)
  5. ルーターやLANケーブルを見直す(難易度3)
  6. ネット回線・パソコンを変更する(難易度5)

1.Youtubeなどは止める

YoutubeやNetflixなどの動画サイトは通信量が多いため、ネット回線を圧迫してしまい、『ラグ』の原因になります。こうしたソフト(アプリ)は、ゲーム中は止めましょう。

また、同じLAN内でスマホなどをしていると、ネット回線に負担がかかるので、避けたほうが良いでしょう。Windowsなどのアップデートもオフにしておくと安心です。

もし、ゲームを配信をしたいと思っているなら、普通に遊ぶよりもネット回線に負担がかかります。その場合、ネット回線の強化やパソコンの買い替えが必要になる場合があります。

2.Ping値が良いサーバーを選ぶ

Pingチェッカーの数値が大きいサーバー(黄・赤)では、確実にラグがあります。快適なゲームをしたいなら、できるだけ緑色の日本サーバーか韓国サーバーを選ぶとよいでしょう。

黄色だと攻撃の当たり判定が確実にずれます(自分が思っているよりも早く行動しないといけない)。赤色はネタの種にしかなりません、基本的には避けましょう。

3.解像度を下げる

通信によるラグとは違いますが、パソコン性能やPS4の性能が足りていないと、カクツキが発生することがあります。その場合は、比較的簡単に対策が可能です。

ゲーム内設定の解像度を「Low」にすると、パソコンやPS4などのゲーム機への負荷が大きく減り、カクツキを抑える効果があります。解像度を下げても、ロビーでのキャラクター画像はぼやけますが、試合中はほとんど気になりません。

4.有線LANを使用する

最近では、無線LANの性能も上がり、回線の速度は出るようになってきました。しかし、回線の安定性では有線LANが優れています。無線LANでは、一時的に通信が遅れて、攻撃の当たり判定がずれることがあります。

一瞬のズレが大きな結果につながるオンラインゲーム(特にFPSなどのアクションゲーム)の場合、有線LANを使うのが常識と言えるレベルです。無線LANを使われている方は、まずは有線LANを使うことから始めましょう。

5.ルーターやLANケーブルを見直す

ルーターの寿命は、約5年です。古いルーターを使っていて、回線が不安定ならば、買い替えを検討したほうが良いでしょう。

LANケーブルも回線の速度と安定性に影響します。古いケーブルを使っているなら、規格の新しい「6・7・8」といったケーブルへの買い替えを検討しましょう。

6.ネット回線・パソコンを変更する

ここまでやっても、『ラグ』が改善しないなら、ネット回線かパソコンやPS4そのものに原因がある可能性が高くなります。

ネット回線なら『NURO光』などの高速なネット回線に、パソコンならミドルグレード以上のゲーミングパソコンへの買い替え、PS4ならPS4 Proへの買い替えをおすすめします。

専用サーバー

P2P方式とサーバー方式の違い。P2P方式では、キラーのプレイヤーがホストを務め、サバイバーはホストのパソコンと通信する。サーバー方式では、全てのプレイヤーが専用サーバーと通信する。

デッドバイデイライトの対戦は、以前は「P2P」方式を採用していましたが、2019年10月10日頃から「専用サーバー」方式を使用しています。

以前の「P2P」では、対戦相手のパソコン性能や回線性能が悪くてもラグが起きるなど、ラグが対戦相手の環境に左右されがちでした。「P2P方式」では、キラーがホストを務めていたため、ラグスイッチを使用する悪質なキラーも見られました。

しかし、現在の「専用サーバー」方式では、そうした対戦相手依存のラグはなくなり、専用サーバーとの間で比較的安定した対戦ができるようになり、通信環境はかなり良くなりました。ラグスイッチも見かけません。

日付(ずれてるかも)サーバーの状況
2019年10月9日まで専用サーバーなし(P2P方式)
2019年10月10日専用サーバー開始(日本人はほぼ東京サーバー)
2020年2月14日海外の専用サーバーにもマッチングするように

専用サーバー特有の問題

ただし、専用サーバーの調子が悪いとラグが起きます。これは、専用サーバーの問題なので、ユーザー側では対策できません。特に最適化の済んでいない新マップ(死んだ犬の酒場)やリニューアルされたキラー(主にドクター)では、攻撃にラグがあったり、通信落ちが発生しやすくなります。

また、キラー側では、掴みモーションがキャンセルされて、フックからの救助を許してしまうことがあります(攻撃にもならないので、絶対に救助される)。サバイバー側では、「デッド・ハード」がボタンを押しても発動しなかったり、発動してもダメージを受けることがあります。

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