【DbD】人気キラーランキング　2020年9月版

デッドバイデイライト（Dead by Daylight；DbD）の上級者が使っているキラーを調査してみました。

キラーでランク1を目指したい方はキラーの選定、サバイバーで赤ランクで戦う方は対策すべきキラーの参考にしてください。

調査方法

調査方法は、筆者がマッチングしたプレイヤーのうち、赤ランク（ランク1~4）の殺人鬼を集計しました。

調査期間中は、アーカイブ（学術書）III・IVが開催中のため、「ハントレス」「リージョン」「レイス」「ハグ」の使用率が増えている可能性があります。もちろん、新キラーの「エクセキューショナー」を使う人も多めになっていることでしょう。

ですが、強キラーの「スピリット」「ナース」「ナイトメア」の人気も侮れません。結果を見る前に、ぜひ予想してみてください。

1位：スピリット

1位は・・・本命のスピリットでした！

使用率12.2%と約8人に1人が使っている人気っぷりです。姿が消えて高速移動できるので、サバイバーからはほとんどチェイスが不可能な圧倒的な強さを誇ります。

ナースと違って、通常状態でもサバイバーより足が速く、フェイズ・ウォークを使わずにチェイスをすることもできます。間違いなく、現在最も支配的なキラーと言えるでしょう。キラーで無双したいなら、とりあえず使っておけ！と呼べる性能です。

スピリット相手が厳しいと感じるサバイバーの方は、必ず「鋼の意思」を使いましょう。「鋼の意思」がなければ、負傷したら10秒以内にダウンすると思ってください（笑ってしまうぐらいチェイスになりません）。ただし、「喘鳴」を使うと、「鋼の意思」があっても10秒でダウンします。

スピリット

強すぎるので、（非公認）大会では、喘鳴リンは禁止されてるわ。

2位：エクセキューショナー

2位は、新キラーのエクセキューショナーでした！

発売直後に、「贖罪の檻」のナーフを受けてしまいましたが、人気作品「サイレントヒル」からのファンも多く、ルックスが最高なので、高い使用率（10.9%）となりました。三角様の筋肉美は最高ですからね！

ただし、人気度のわりに性能はパッとしません。遠距離攻撃の「地獄の罰」は、当てられる状況が少ないわりに、外したときのデメリットも大きいので、ハントレスやデススリンガーのような強みを押し付けるのが難しいのが欠点です。

性能的には中堅程度を抜けられないので、これから使用率は下がっていくのではないでしょうか。

三角頭

地獄の罰は、避けられるポジが多いのだよ。

3位：ハントレス

前回の調査で1位だった、ハントレスが3位にランクダウンしました。

使用率も9.5%と前回の約半分まで落ちています。「ハントレス」のアーカイブがほぼ終わり、クロスプレイによって、PCキラーの割合が減ったことで使用率が下がったと思われます（PCはマウスのおかげでエイムしやすい）。

マップの相性は大きいですが、遠投による広範囲の制圧力と（一部の）板グルを拒否性能を持つため、今後も良く見るキラーになりそうです。

ハントレス

鼻歌で距離感も分かりにくくなったのが追い風よ。

4位タイ：ナース、デススリンガー

4位には、ナースとデススリンガーが同率でランクインしました（使用率7.4%）。

ナースは、弱体化後に使用率が落ちていましたが、腐っても鯛。現在でも最強候補の力を保持しているため、人気が戻ってきました。ブリンクのミスを挽回しにくいですが、実況者並みに使いこなせば、対処不能な圧倒的な強さが売りです。

デススリンガーは、一部の板グルには弱いものの、ステルスキラーながら最強クラスのチェイス力を持っているため、一部の熱狂的なファンに支えられてランクインしています。全てのキラーの中でも、最もエイムがシビアなので、使い込むならPCで使ったほうが良いでしょう。

6~8位：ドクター、鬼、ビリー

6位は、前回と同じくドクターがランクインです（使用率6.6%）。放電爆破は、索敵だけでなくサバイバーの行動を制限する効果もあり、電撃でチェイスにも強いため、非常にバランスの良いキラーです。

7位は、スピリットの祖先「鬼」でした（使用率5.6%）。試合序盤は能力なしのキラーですが、お怒りモードの圧倒的な性能が魅力です。サバイバーを連続でダウンしていく爽快感は、鬼でしか味わえない特権で、試合をひっくり返す力も高く、非常に優秀なキラーです。

ヒルビリーは、前回の2位から大きく順位を落とし、8位でのフィニッシュとなりました（使用率5.3%）。オーバーヒートに加えて、アドオンも大幅に弱体化されたため、強みを押し付けにくいキラーになってしまったことが不人気の原因と言えるでしょう。

9~11位：リージョン、カニバル、フレディ

9位には、リージョンがランクイン（使用率5.0%）。基本的には、弱いキラーに分類されますが、セルフケアするサバイバーが多いと急に活躍しだす不思議なキラーです。セルフケアされなければ、空振りアウアウするだけのほぼ能力なしキラーなので、完全にサバイバー次第のキラーです。

10位タイには、7月に超強化されたカニバルがランクイン（使用率4.3%）。超強化後は、非常によく見かけましたが、対策されると・・・やっぱりカニバルだった・・・ことが周知されたため、使用率は頭打ちになっています。

カニバルと同率の10位タイには、ナイトメア（フレディ）がランクインしました（使用率4.3%）。強さ自体はトップクラスですが、有料コラボキラーのためか、使用率が低めになっています（エクセキューショナーを除けば、コラボキラーの中で使用率1位）。

12~15位：ピッグ、ハグ、トラ、ゴスフェ

12位	13位	14位	15位
ピッグ	ハグ	トラッパー	ゴーストフェイス
3.2%	3.1%	2.9%	2.4%

12位から15位は、「ピッグ」「ハグ」「トラッパー」「ゴーストフェイス」です。

この中では、ハグだけは上位レベルのキラーですが、視点の低さと足の遅さから慣れるのに時間がかかるためか、あまり使われていません。実際には、かなり強いキラーなので、皆さんぜひ使ってみましょう。

トラッパーは上手くいったときは、圧勝も可能ですが、初動が遅く罠が運ゲーになりがちなので、赤ランクでは敬遠される結果になっています。ピッグとゴーストフェイスは有料コラボキラーのためか、使用率が低めに抑えられています。

16~20位：クラウン、プレイグ、レイス、デモゴン、シェイプ

それでは、不人気キラーたちの発表です。下位5人全員の使用率を合わせても、2位のエクセキューショナーよりも使われない絶滅危惧種のキラー達です。

16位タイ			19位タイ
レイス	クラウン	プレイグ	シェイプ	デモゴルゴン
各2.1%			各1.8%

「レイス」「クラウン」「プレイグ」「シェイプ」の4人は、性能的に物足りず、環境について行けていない感があります。ですが、「デモゴルゴン」だけは同列に扱わないでください！

デモゴルゴンは、シュレッドのチェイスとポータルの長距離移動能力があり、スペック的には十分すぎるものを持っています。ただ、足音がうるさくて、見た目がアレで、DLCの値段が高くて、性能的にだいたいフレディの劣化互換の気がするだけなんです。上位キラーではないですが、「レイス」「クラウン」と違って全然戦える子なんです！

キラーを使う時は、そんなデモゴルゴンにぜひ愛の手を差し伸べてあげてください。筆者も思い出したようにたまに使っています（筆者のデモゴルゴン使用率0.4%）。

ランキングまとめ

1位から20位までの使用率ランキングです。前回に比べると、ヒルビリーとナイトメア（フレディ）の使用率低下が大きくなっています。ヒルビリーは弱体化されましたが、ナイトメアはバランス調整されていません。プレイ人口が増えて有料DLCの所有者の比率が下がったのかもしれないですね。