DbDをプレイしていると、上手いサバイバーが分かるようになってきます。では、上手いサバイバーの特徴とは何でしょうか?ランクやグレードが高いことでしょうか?チェイス猛者でしょうか?
一言で上手いと言ってもいろいろな要素があります。今回の記事では、DbDのプレイ時間が5,000時間を超えているDbD中毒の筆者が、上手いと思うサバイバーの特徴を解説したいと思います。サバイバーで上手くなりたい方の参考やネタとして楽しんでもらえれば幸いです。
プレイ時間が長い
上手いサバイバーは基本的にプレイ時間が長いです。DbDは2016年発売と長寿命のゲームなので、ガチで上手いサバイバーのプレイ時間はだいたい1,000時間を超えています。
才能あふれる方の中には、数百時間で上手い人もいますが、練習量は裏切りません。1,000時間程度まではどんどん上手くなります。
また、プレイ時間が100時間程ならまだまだ覚えることもたくさんあり、パークが揃わないことも多いため、伸びしろの大きい状態と言えるでしょう。いわゆる成長期です。
プレイ時間ごとのイメージ | |
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プレイ時間 | 上手さ |
~100時間 | 非常に大きな伸びしろがある |
~300時間 | 一部に上手い人が出てくる |
~1000時間 | 粗さはあるが上手い人が多くなってくる |
1000時間~ | だいたい上手い |
生還率が高い
上手いサバイバーは生きて脱出することが多いです。単純ですが、上手さを測る最も分かりやすい指標だと言えるでしょう。上手そうに見えても死亡率が高ければ、安定感がなく結果が伴っていない状態の可能性があり、注意が必要です。
もちろん、ここで言うのは野良(ソロ)での生還率です。パーティを組んだ場合、メンバーや連携度によって勝率が大きく変わるため、上手いサバイバーの特徴とは言いにくくなります。
筆者の主観的な独断では、生還率と上手さの関係は次のような感じになります(直近数百戦から千戦程度の勝率;試合数が少ないと勝率がブレやすいため)。
生還率 | 上手さ |
---|---|
30% | 非常に大きな伸びしろがある |
40% | そこそこ上手い。平均よりは上だと思われる |
50% | 上手い。オレ結構上手いんだよね、と言っても否定されないレベル |
60% | かなり上手い。キラーでは出会いたくないレベル |
70% | 誰もが認めるサバイバープロ。世界トップレベルの上手さで、1人で試合を勝ちに導くことができる。キラーにとっては悪夢以外の何物でもない |
チェイス時間が長い
上手いサバイバーの特徴として、最初に思いつくのがチェイスの上手さではないでしょうか。チェイサーはサバイバーの花形とも言える人気の役割で、試合を有利にするだけでなく、魅せる試合を作り出すこともできます。
試合開始直後のチェイスが特に重要で、1人目のチェイス時間が試合の勝敗を左右することも多い重要な役割です。最初に1分間以上チェイスすれば、発電機が最大3台点きます(会敵→70秒チェイス→フックで最短で90秒近くかかる)。
チェイスが上手くなるには、恐れずにチェイスをして練習をすることが重要です。チェイスを繰り返すことで、チェイスポイントの使い方やフェイントのかけ方、キラーのフェイントへの対策も上達します。
発電意識が高い
どんなにチェイスが上手くても、発電機を修理しなければ脱出することはできません(ハッチ及びコラプスを除く)。発電意識は一見すると地味ですが、勝利への最短ルートです。ブラッドポイントやランク査定が低いのがデメリットですが、サバイバーの勝利に最も貢献するのが発電意識です。
発電意識の高いサバイバーは、試合開始直後から発電機を触り始めます。チェイスしていないときは発電機に食らいつき、キラーが自分を狙うまで発電機から離れようとしません。発電意識を高めれば、通電が早くなり、キラーのキャンプ・発電機固めが難しくなり、安全なチェイスポイントが増える、といいことづくめなのです。
ほとんど隠密しない
隠密は自分を探しに来たキラー相手には強いですが、それ以外の隠密は基本的に時間の無駄です。心音が鳴っても、「凍りつく背筋」が反応しても、キラーがあなたに向かってきているのでない限り、怖がって隠密する必要はありません。隠密せずに走って移動した方が良い場合が多いです。
DbDを始めたばかりのころは、心音が大きくなると怖くなってしまうと思います。しかし、見晴らしのいい場所にいれば、逃げなくていいことも多いことに気づくはずです。心音が怖い方は、キラーから見えにくい位置取りではなく、キラーを見つけやすい位置取りをすれば心音への恐怖が減りますよ。
ゲーム理解度が高い
上手いサバイバーは、ゲーム全体への理解度が高いです。ゲームシステムや戦略といった基本的な知識だけでなく、キラー・パーク・マップといった細かな知識が豊富で知識の穴が少ない傾向があります。
キラーごとに強い立ち回りや得意な行動が変わってくるので、その対策ができているかで生存率が大きく変わります。特に、ハグ、プレイグ、リージョンを相手にした時に理解度の差が出やすいと思います。
最適な立ち回り
立ち回りの上手さもサバイバーの実力を反映しやすい要素です。サバイバーの重要な行動は、(通電までは)発電・チェイス・救助の3つしかありません。これ以外の行動は時間の無駄になることが多いため、本当に必要か考えながらプレイすると良いでしょう。
※トーテム破壊は「破滅」や「貪る希望」などに必要になることもありますが、序盤はトーテム探しに時間をかけない方が無難です(目の前にあったらラッキーぐらいの意識)。トーテムを壊さないと発電機を1個も修理できないなら、キラーがサバイバー側のチェイス力を大幅に上回っている可能性が高く、トーテムを壊せても通電は厳しい可能性が高いです。
最後まで諦めない
すべてのサバイバーの皆さんにお伝えしたいことがあります。無理な試合だと思っても、最後まで決してあきらめないで下さい。
キラーが強すぎたり、味方の動きに不満があったりして心が折れそうになることもあります。発電機が1台もついていないときに、1人が生贄になってしまって「もうだめだ」と思うこともあります。しかし、諦めたらそこで終わりです。絶体絶命のピンチでも、逆転勝利の可能性は残っています。3人で5台の発電機を直せることもあります。
サバイバー側のプレイヤーとキラープレイヤーに実力差があって、圧敗に近い状況でもハッチ脱出やコラプス後のゲート脱出という希望があります。もし通電が無理で全滅しそうになったら、ハッチ脱出を目指しましょう。ハッチ脱出は恥ずかしいことではありません。トッププレイヤーだって、脱出の約1割はハッチ脱出なのですから。ハッチ脱出は最後まで試合を諦めなかったサバイバーの勲章です。
キラーを使っても上手い
サバイバーだけ使って上手い人もいますが、サバイバーが上手い人はキラーを使っても上手い人が多いです。
理由は、実際にキラーを使うことで、それぞれのキラーの強みと弱み、立ち回りを学ぶことができるからです。特に上手いサバイバー相手に戦うことが重要で、発電機防衛の立ち回りやチェイスでの有効なフェイント、キャンプ・トンネルのタイミングを高いレベルで習得できます。
キラーを使った得た知識をサバイバーでのプレイに活かせば、サバイバーがさらに上手くなること間違いありません。