FTL(FTL: Faster Than Light)は、ローグライクの傑作ゲームです。最初にプレイしたときに熱中し、数年たってもまたハマれるほど面白いゲームです。こんな面白いゲームに出会えたことに幸せを感じます。
ですが、その割にプレイしている人が少ないのが現実です。オカシイ。すっごい神ゲーなのに。もっと普及させたい。そんな思いでFTL大好きゲーマーの私がFTLの面白さを熱く語りたいと思います。
- 不思議のダンジョンシリーズが好き
- ローグライクが好き
- ストラテジー系のゲームが好き
- 高難易度のゲームが好き
- 達成感のあるゲームが好き
- ハマれるゲームが好き
- ゲームをやり込むのが好き
- ランダム要素が好き
- 派手なエフェクトを求めない
挑戦しがいのある難易度
簡単すぎるゲームには夢中になれないけれど、難しすぎたら面白くない。ゲーマーなら、こんな風に思ったことがあるはずです。
難しいけれど、何回かやればクリアできそうで、連続でプレイしてしまう。そしてギリギリでクリアできた時の達成感は、ゲームを楽しむための重要な要素と言えます。
FTLは難易度の高いゲームですが、「全然無理!」というほど無茶苦茶難しいわけではなく、失敗したところを修正すれば、次の挑戦では先に進めるような挑戦心をくすぐる難易度です。さらに、FPSのエイム速度などのような技術的な難易度を求められず、いつでも一時停止して長考できるため、年齢や反応速度に関係なく誰でも楽しめます。
難易度が高い方が燃える!というマゾゲーマーの心を刺激する絶妙な難易度、それがFTLなのです。
毎回違った展開でリプレイ性が高い
FTLはローグライクゲームなので、プレイするたびに敵やイベントがランダムに変化し、毎回違った展開になります。最強アイテムをドロップすればテンションが上がり、運が悪いときは手持ちの装備でどうやってクリアするのか、工夫する楽しみがあります。
殴り合いが得意な船で射撃無双してみたり、戦闘開始から超火力で圧倒したりと勝ち方も豊富で、1回クリアして終わりではなくリプレイ性が高いのが特徴です。
2時間ほどのプレイ時間がちょうど良い
ローグライクは、何度も死んで再挑戦を繰り返すのが普通なので、集中して遊べるプレイ時間が望ましいです。では、ローグライクの1回のプレイ時間は、どのくらいが適当なのでしょうか?
筆者の個人的な考えでは、1回あたり30分から3時間ぐらいまでが楽しみやすいと思います。5分や10分ではローグライクには短すぎますし、5時間もかかれば精神的にかなりハードになります。FTLは、クリアまでの時間が約2時間なので、一気に集中して遊べて満足感も高く、何度もやりたくなる絶妙な長さです。
自分自身がレベルアップする喜び
ローグライクの主な楽しみに、「プレイするたびにキャラクターではなく自分自身が上手くなる」のがあります。何度遊んでもキャラクターは強くなりませんが、あなた自身のスキルが上がってクリアしやすくなるわけです。
この「成長している」という実感。だんだんクリアに近づいているという感覚が楽しいのです。
FTLは、短いプレイ時間の中に、この楽しみが濃縮されています。
- 敵の効率的な倒し方
- トラブルへの対処方法とその優先順位
- どこでお金を使い、どこで節約するか
- 倒すべき敵と逃げるべき敵の見極め
- どこまでのリスクを許容するか
- イベントでの選択肢
キャラクターが成長せずにクリアが簡単ではないからこそ、あなた自身がレベルアップする効果が大きく、上手くなった喜びを実感しやすいゲーム設計になっています。
船の種類が多くて飽きない
ローグライクは、ランダム性によるリプレイ性が高く長く遊べるのが特徴です。しかし、ゲームモードが少ないと攻略法を見つけたら、急速に飽きてしまう欠点があります。
もし、プレイできる戦艦が1つだけなら攻略法も見つけやすく飽きが早かったかもしれません・・・が!FTLには、なんと28種類もの戦艦が用意されています。射撃が強い船から、乗組員で殴り合うことしか考えていない船、防御を捨てたロマン船、装備も人員も足りずに涙しか出ない船など特色のある船が多く、1つクリアしても次の船を使いたくなるため、飽きずに長く遊べるのが嬉しいところです。
980円という破格の安さ
ゲームを選ぶ基準の1つに「価格」があります。
面白いゲームなら高くても問題ないですが、ゲームはプレイしてみないと面白いのか分からないのも事実です(自分に合っているのか分からない)。面白そうだと思ったゲームを楽しめなかったり、期待していなかったゲームにハマってしまったりするものです。
ですが、お試し感覚で購入できるゲームなら、あまり価格を気にしなくても気軽に購入できます。FTLは980円という非常に低価格で気軽に購入できるのも魅力の1つ。購入をためらっていても、買っても後悔しない価格と言えるでしょう。
また、FTLはiPadで遊ぶこともできます(1,220円)。筆者も最初はiPadでプレイしていましたので、問題なくプレイできます。ただし、一部のビーム武器の操作性はパソコン版が有利です(1ピクセル単位で指定しやすいため)。高性能なパソコンを要求しないので、パソコンがあるならパソコン版の購入をおすすめします。
まとめ:FTLは人を選ぶが最高のゲームの1つ
ここまでFTLを絶賛してきましたが、最後に1つ注意点を伝えしなければなりません。
FTLは確実に人を選ぶゲームです。初見プレイでクリアするのは不可能に近いですし、何度も何度も死にながら覚えるタイプの死にゲーです。最初はうまくいかずにビックリするかもしれませんが、やればやるほど上手くなり、どんどんハマって行くスルメ型のゲームです。
もし、簡単にプレイできて、サクッと遊べて1~2時間楽しんで終わりにするゲームを探しているのなら、FTLは全くおすすめできません。グラフィックもシンプルなものなので、映画のような美しい映像も期待できません。そこにあるのは、純粋に楽しいゲーム性だけだからです。
ですが、あなたが普通よりも少し難しめで挑戦しがいのある、ハマれる戦略系やローグライクゲームを探しているならば、FTLを今すぐ買いましょう。FTLを数時間プレイすれば、きっとFTLの虜になることでしょう。