ハントレスの対策を解説します。ハントレスは、デッドバイデイライトでは珍しく、遠距離攻撃ができる殺人鬼のため、苦手な方も多いと思います。遠距離攻撃中心のハントレス相手には、近接攻撃中心の他の殺人鬼相手とは異なる戦い方が必要です。対策を覚えて、有利な試合展開にしましょう。
ハントレスの攻略記事一覧 | ||
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基本解説 | 攻略ガイド | 対策 |
当たり判定を理解する
ハントレス相手に一番重要なのは、当たり判定を理解することです。
ハントレスの投げ斧の当たり判定は、見た目よりも横に広い球状です。さらに、生存者の当たり判定も、見た目よりもかなり大きくなっています。そのため、生存者の横や頭の上に投げた斧が当たりますし、木箱の裏に隠れたつもりでも斧が当たります。狭い通路の中央に飛んできた斧は右に避けても左に避けても当たります。
さらに、発電機の修理や治療などの作業中は、しゃがんでいるように見えても、当たり判定の大きさは立っている時と同じになります。そのため、発電機の裏側から飛んできた斧が当たります。セルフケア中は柵などの上を狙った斧が当たるので、チェイス中に絶対にセルフケアしないでください。
参考:Hitbox dbd、Dead By Daylight | #110 Live Q&A隠密&距離を取る
ハントレス相手には、隠密が特に有効です。ハントレスの心音範囲は20メートルと短いですが、鼻歌が45メートルまで聞こえるため、ハントレスが近づいてくる前に隠密することが可能です。
ハントレスの鼻歌が聞こえてきたら、周りをよく確認して、隠密の準備を始めましょう。ハントレスがこちらに気づいているようなら、走って距離を取りましょう。ハントレスは足が遅く(4.4m/s)、距離の離れた生存者を追うのは難しいので、諦めてくれる可能性も高いです。
ハントレスは、隠密が刺さりやすく、しかも隠密しやすいキラーです。特に、ハドンフィールド(ランプキン・レーン)やスプリングウッド(バダム幼稚園)では、隠密で圧勝しやすいので、ぜひ試してください。
チェイスのコツ
ハントレスは遠距離攻撃できるため、障害物の背が低い場所でのチェイスは、サバイバーが不利になります。他のキラー相手には強い板グルポイントでも、障害物の背が低ければ、投げ斧が当たります。
背が高い障害物
ハントレスとのチェイスでは、投げ斧を受けないために、背の高い障害物で囲まれた場所でチェイスすると強いです。具体的には、次のような場所でチェイスするのが理想です。
- マップ固有の建築物(フラクチャード・カウシェッドなど)
- 大きな岩に囲まれた板グルポイント(シェルターウッズなど)
- ジャングルジム
こうした場所で、できるだけ板を倒さずに長時間粘るのが、ハントレス相手の基本的なチェイスになります。板を倒した瞬間に斧を当てられる可能性があるので、ハントレスが斧を構える時間があるなら、板は倒さないほうが良いです。ハントレスが板のタイミングで斧を構えるなら、さらに板の周りをまわります。通常攻撃で殴ってくるなら、板を当ててください。
ジャングルジムでのチェイス中は、窓を飛んだタイミングで斧を投げられることも多いので、斧が当たらない距離まで離れていないと、窓越えはむしろ危険です。窓を使わずに板の周りをまわるだけでも、十分な時間を稼げます。
板待ちしない
ハントレス相手の板待ちはやめましょう。ハントレスが斧を構えてしまえば、板を倒しても倒さなくても斧を当てられてしまいます。
背の低い障害物
もし、障害物の背の低い場所でチェイスになったら、ハントレスが斧を投げるタイミングでしゃがみましょう。運が良ければ、斧が外れます。
障害物の背が低い場所で、積極的に斧を投げてくるようなら、投げ斧を外した瞬間に、他のチェイス場所に向かって走ってしまうのもアリです。ハントレスの斧が外れることを祈るよりも、斧が当たらない場所に移動する方が安全です。
1発目を通常攻撃で受ける
ハントレスの投げ斧は、通常攻撃に比べてクールダウンが短くなっています。1発目を投げ斧で受けてしまうと、2発目を避けるだけの距離を稼ぎにくく、即ペロしやすくなります。
そのため、1発目は、できるだけ通常攻撃で受けるようにしましょう。通常攻撃のクールダウン中に距離を離せば、チェイス時間を稼ぎやすくなります。同じ遠距離攻撃殺人鬼のデススリンガーとは、望ましい攻撃の順番が逆なので注意してください。
至近距離で旋回しない
何もない開けた場所で、ハントレスに接近されてしまったら、チェイスポイントに向かって真っすぐに逃げましょう。旋回を試したくなる気持ちも分かりますが、旋回は失敗したときのリスクが大きいため、オススメできません。
なぜなら、旋回すると、ダメージブーストを上手く活かせないからです。ダメージブーストとは、攻撃を受けたときに2秒間だけ、6m/sで走れることです。逃げたい方向に向かって走れば、このダメージブースト分だけハントレスと距離を離すことができます。
しかし、旋回すると、ダメージブーストの方向と、逃げたい方向が一致しないことがあり、距離を離せない時があります。ハントレスの投げ斧はクールダウンが短いので、負傷したときに変な方向に走ってしまうと、高い確率で即ペロするので注意してください。
中距離での避け方
ハントレスは遠距離攻撃が可能なので、近接攻撃が当たらない距離からも、斧を投げてきます。特に重要なのは、心音範囲ギリギリぐらいの距離(中距離)での斧の避け方です。それ以上に距離が離れていれば、斧を投げるのを見てから避けられるので、遠投が当たることは多くありません。
中距離で逃げるときは、後ろを見ながら逃げましょう。最大までチャージしていない場合は、斧を投げたのを見てからでも避けられます。
斧を最大までチャージしてきた場合、振り子のようにジグザクに動いて的を絞らせないようにしましょう。そして、ハントレスが斧を投げるタイミングで、ジグザグのリズムをずらして、逆方向に避ければ、斧が外れる可能性が高くなります。
近くにチェイスポイントがあるようなら、ハントレスはそちらに走り込むタイミングを狙ってきます。チェイスポイントに走り込むように見せかけて、チェイスポイントの手前で逆方向に走れば、斧をよけやすくなります。
ハントレスが斧を投げるタイミングは、経験と勘で覚えるしかないので、ハントレスとのチェイスが苦手な方は積極的にチェイスしてみてください。
ロッカーに入らない
ハントレス相手にロッカーに隠れるのは、非常に危険です。基本的に、ロッカーには隠れないようにしましょう。
ハントレスは、斧を補充するためにロッカーを開けます。さらに、パークの「アイアンメイデン」を使う可能性も高く、ハントレスの近くでロッカーに入るのはリスクばかりが目立ちます。バベチリ対策でロッカーに入る人も、ハントレス相手には基本的にロッカーを隠密用に使わないほうが良いでしょう(ハントレスが非常に遠くにいるならロッカーに入っても大丈夫です。ただし、それだけ離れていれば隠密の必要もありません)。
対策パーク
ハントレスの対策パークとしては、次の4つがオススメです。
ハントレス対策のパーク | |||
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決死の一撃 | 血族 | しなやか | 鋼の意思 |
決死の一撃
ハントレスは、基本的にキャンプ気味のキラーのため、救助後にトンネルされる確率も高いです。見晴らしの良いフックに吊られた場合、救助後の遠投で即ペロすることさえあります。そのため、「決死の一撃」を発動させられる可能性が高く、ハントレスが怖いなら最優先で使うべきパークです。
「与えられた猶予」もキャンプ対策のパークですが、ハントレスは心音範囲が狭いため、効果が発動しないことがあるのが欠点です。特に、遠投狙いのキャンプの場合、全く役に立ちません。
血族
キャンプ気味のハントレスには、「血族」も有力な対策になります。フック付近のハントレスの動きが分かるため、救助と修理のタイミングを見極めやすくなります。
しなやか
ハントレス相手の加速パークは「しなやか」がオススメです。
ハントレスには、疲労を与えるアドオンが多いため、「デッド・ハード」は役に立たないことが多いです。また、ハントレスには、接近される前に走って距離を取るのが強いため、接近されてから強い「全力疾走」を有効利用することは、ハントレス対策にかみ合いません。
「しなやか」ならば、チェイスになってから距離を離せるので、かなりの時間を稼ぐことができます。特に、ハントレスが斧を構えそうなタイミングで発動すると、そのまま撒けることも多いので、ハントレス相手には一押しです。
鋼の意思
ハントレス相手には、壁に囲まれた板グルでの読み合いになることが多いです。そうした場所では、お互いに姿が見えない状況で、フェイント合戦になります。そうしたフェイント合戦に強い「鋼の意思」は、ハントレス相手に、非常に強力です。場合によっては、ハントレスがフェイントをかけている隙に、他のチェイスポイントまで逃げることもできます。
覚えておきたいアドオン
ハントレスのアドオンには、強力なものが揃っています。次の4種類のアドオンは覚えておくと良いでしょう。
玉虫色の刃 | 疲労付与 | 構え短縮 | クールダウン減少 |
玉虫色の刃
アイコン | アドオン名と効果 |
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玉虫色の刃 | |
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「玉虫色の刃」は、ハントレスの投げ斧がすべて一撃ダウン攻撃になる、恐怖のアドオンです。投げ斧の数が減ってしまうので、基本的には「歩兵のベルト」とセットで使われます。
対策もほとんどできない強力なアドオンですが、構え短縮や疲労効果がないので、板グルで頑張って時間を稼いでください。また、斧を3回投げたら必ず補充するので、その間だけは安全です。
疲労アドオン2種
アイコン | アドオン名と効果 |
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毒性の調合物 | |
命中した対象が90秒間疲労効果に苦しむ | |
クサリヘビの毒 | |
命中した対象が30秒間疲労効果に苦しむ。 |
ハントレスのアドオンには、疲労を与えるものが2つあります。しかも、「クサリヘビの毒」は、コモンのアドオンなので、高確率で疲労アドオンを使われることは覚えておいてください。
このアドオンを使われると、「デッド・ハード」を発動できなくなるので、「デッド・ハード」に頼らないチェイスが必要です。レア度が違っても、疲労時間が変わるだけなので、基本的には同じアドオンだと思ってよいでしょう(30秒の疲労が無くなる前にダウンします)。
構え短縮
アイコン | アドオン名と効果 |
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花のバブーシュカ | |
手斧を構える時間がかなり減少する | |
ドジョウツナギの編み紐 | |
手斧を構える時間がそこそこ減少する |
「花のバブーシュカ」と「ドジョウツナギの編み紐」は、投げ斧を構える時間が短くなるアドオンです。2つセットで使うと、サバイバーが板を倒すのを見てから斧を構えても、投げ斧が当たります。
この2つを使われると、板グルはハントレスに非常に有利になります。斧を構えるのが早いな、と感じたら、板を早めに倒すか、板を倒さずに回り続けたほうがチェイス時間を稼げます。
クールダウン減少
アイコン | アドオン名と効果 |
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樫製の柄 | |
手斧のクールダウンがそこそこ減少する | |
包帯が巻かれた柄 | |
手斧のクールダウンが少し減少する |
「樫製の柄」と「包帯が巻かれた柄」は、斧を投げた後のクールダウンが短くなるアドオンです。これらのアドオンを使われると、斧を投げたすぐ後に通常攻撃されるので、即ペロしやすくなります。また、アンコモンのアドオンの場合、無理救助もできないので注意してください(投げ斧→救助モーション→通常攻撃で救助失敗します)。
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